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日常生活を送れるありがたさ


 東日本大震災で被災された皆様にはお見舞いを申し上げるとともに、お亡くなりになられた方にはお悔やみを申し上げます。

 一日も早い復興を心から願ってやみません。

  あの大地震が起きて9日。この日々を被災された方、大切な方達を亡くした方々はどんな思いで過ごしてこられたのでしょうか。

 テレビから流れる映像は現実のものとは思えず、映画だったらいいのにと何度も思いました。

 そして“わたしにできることは何か”。

 日本全国、国外の方々もそう考えた方がたくさんいたでしょう。

 ひとりひとりができることは限度がある。

 それは支援のことだけに限らず、なんでも。

 だけどひとりひとりが隣の人、近くの人と手を取り合って協力しあえば大きな力になる。

 実際、何ができるのか、何をしていいかわからずウロウロしているわたしに“支援物資を送ろうと思うんだけど協力してくれる?”と手を差し伸べてくれた人がいます。そしてみんなの想いをのせた物資は19日現地に到着しました。
 

 暖かいお布団で寝起きができて、温かいご飯を食べて、大切な人達に会うこともでき、大切な仲間と仕事をさせてもらえる。

 今まで“日常”と思っていたことがとても有り難く感じます。

 これが“非日常”となった時、耐えられる、前を向いて進んで行ける強さがほしい。

 

 TV画面から映し出された避難所でのインタビュー。

 「日本人はそんなにやわじゃない。大丈夫。必ず立ち直る。」

 60代くらいの男性がそう答えていました。

 別のおばあちゃんは

 「なんにも不自由はありません、ありがとう」

 不自由がないなんてそんなはずはないと思います。

 昨日までと全く違う生活を強いられてなにも不自由なはずがない。

 だけど“ありがとう”。

 おばあちゃんの言葉に胸を打たれました。

 

 今回の東日本大震災で多くのことを考えさせられ、 ブログも書くことができませんでした。

 

 次回からはいつもの広報部teaに戻ります。

 何が正解で何が間違いなのか。

 何をしたくて、何ができるのか。

 それはまだわからないけど、立ち止まっていても何も変わらない。

 前を向いて進もうと思います。

                                       広報部tea

 
 
by kaikarou | 2011-03-20 01:36 | 広報部
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